病院で通訳、リンガフランカとしての英語

若いときに培った英語力を保つため、スカイプ英会話を続けています。通院していた病院で順番を待っていると外国人と思しき夫婦が受け付けのところで何語か分からない言語で話していました。何を言っているかは分かりませんが、日本人のスタッフにうまく事情を説明できずに困っている様子でした。それで、英語で「お手伝いしましょうか?」と声をかけると、相手も英語が話せるようで、予約をしていないけれどドクターに会いたいこと、保険証は持っていること、症状が出たのは数日前でずっと我慢していたことなどを一気に吐き出すように話されました。私はそれを受け付けスタッフに説明し、その後も幾らかのやりとりの通訳をしました。

後から聞くと、彼らはロシア語を母語とする人でしたが、お互い英語が話せたので意思疎通を図れました。緊急な時は単語だけを並べても対応してもらえると思いますが、今回のようにいくらか説明が必要な状況では互いの言語でなくてもリンガフランカを持っていることで解決できることも多いと思います。